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Aおばさんの徒然ペダル日記

自転車を中心に日々の徒然を綴っていきます。

ちょっと昔の自転車に、出会った日

本日所用有り、岐阜市歴史博物館へ参りました。こちら、現在「ちょっと昔の道具たち」という展示をやっております。

f:id:aobasan:20160216213850j:plainちょっと昔の道具たち

 

子ども向きの展示と思いきや、昭和を駆け抜けた方々なら懐かしいと思う道具たちがちょっとしたタイムスリップでもしたかのように感じられるよう、体験ベースで展示されております。

 

その中に、こんな物がありました。

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紙芝居屋さんが実際に使われていた自転車です。ちなみに演目は『鉄腕アトム アトム誕生』でした。

前から見てみます。

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エンブレムがかっこいい、アップで。BENNYとあります。

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前輪の泥よけの上もこんな象徴が。ライトはオリジナルでしょうか、いい形だと思います。

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リアキャリアは、紙芝居を乗せる為に板で補強してありました。針金で巻き付けてあるのが分かります。

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サドルはぼろぼろですが、本体は手入れすれば確実に走れるでしょう。しっかりとした作りであることは十分伝わってきます。耐久性もばっちり、作った方たちの思いが伝わってくるようです。まさに実用車です。

 

 

写真では分かりづらいのですが、渋い浅葱色でした。色目も大人の配色です。そして、時を経ているからこそ魅力が増します。今磨いてピカピカにして、サドルも直してたらいい味出すでしょうね。

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 詳しいところまで調べられませんでしたが、『1950年代製 丸紅山口自転車株式会社 ベニー号』だと分かりました。こちらの自転車、オークションなどで未だに「古き良き自転車」ということで4〜6万円程度でやり取りがあるようです。

 wikiググると、

山口自転車(やまぐちじてんしゃ)は、かつて日本に存在した株式会社。自転車およびオートバイの製造を行っていた。1914年創業。社名は、創業者の山口重彦の名字から。本社は東京都台東区に、工場は埼玉県川口市に存在した。
第二次世界大戦以前は、自転車の製造を行っていたが、1953年からオートバイの製造に乗り出す。一時は現存する四大メーカーと互角の販売合戦を繰り広げたが、過当競争などのあおりを受けて1963年倒産。丸紅傘下となって「丸紅山口株式会社」に改称。実用車「山口ベニー号」、ランドナー「山口ベニックス」で知られるようになる。
1982年、丸紅が資本引き揚げ。入れ替わって関根自転車が資本参加、「セキネサイクル」を経て「三和自転車工業株式会社」と改称。
1986年2月、三和自転車工業から常務・小河原弘光が工場と共に独立して「アサヒサイクル」となり現在に至る。なお、同社は「サイクルベースあさひ」とは一切無関係

 

なるほど…。昭和20年〜30年代をお過ごしの方々なら、当たり前の知識かと存じ恐縮です。おばさんにとっては初めて知ることばかりです。しかし、この時期には素敵なMADE IN JAPANの自転車も多く生産されていたはずです。これらを知ることも大事なことだと感じました。

 

 

今回の展示のこの自転車がどこまで純正のパーツで構成されているかは分かりません。詳しい方はすぐに分かると思うのですが…。ただ、自転車を始めて、こういった物にも深い興味が持てるようになり、新しい視点を得たことは自分にとって幸せだと思います(真面目にね)。