地元のレンタル自転車に思う(まじめ)
所用あって、地元のシティホテルに行ったのですが、そこで初めて気がついた。
レンタル自転車がある事に。
住んでいる市ではありませんが、職場近くの市のホテルであり、このホテルは宴会でよく利用するところです。長年利用していますが、“自転車”という視点がなかったため、今日初めてレンタル自転車がある事に気がついた。
車種は電動アシスト付きシティサイクル。
6台あるそうなので、行った時誰かが1台利用していたのか、5台が置いてありましたが。
使用者は『観光用』とあるけれど…
ふと思った。
一体誰が、利用するんだろう?????
というのも、観光場所と言っても特にめぼしい場所は…
一応ありますよ?中山道の宿場町でしたから…。
ただ…駅前のシティホテルから、中山道の見学地までは車で移動してしまうだろうし、そこにもレンタルサイクルは一応ある。駅前立地のレンタルサイクルならば、観光用としないほうがよいのではないのかな。
それから、
しかし、この場所は高速道路の出入り口の真近くで、自家用車で行く定番の場所。駅からは遠いし、山の中ですし。
このブログをご覧の皆様は、東海地方の方も多いと思われます。美濃加茂市の玄関口、太田駅周辺にはまずコンビニがありません。飲食店も数軒、めぼしい店はすべて郊外にあります。
ビジネス等で来市された方は正直不便を感じられるだろうと思います。そうした方に利用してもらう方が実態に合っているのでは???と思わずにいられませんでした。
一応、気になったのでググりましたらば。
これのおかげで若干、同市に訪問してくださる方がいるようで…。
聖地巡り(^^)の際、同ホテルのレンタルサイクルを利用し、市内を回られた旨のブログもございました(何となくお礼申し上げたい感じ)。ただ、その方がブログの中で述べておられたのですが、とにかく交通の動線が
バラッバラで動きづらい
アップダウンもある
そんなところでの電動アシストは役には立とうが、自転車で巡るのは正直大変、最終的には車で回るのが一番効率がいいと…。
全くその通りでございます
自分が自転車乗っていても通過していくだけの場所ですし、木曽川沿いに遊歩道が整備されていますが、あまりにも突然道は終わってしまいます。なのに、木曽川沿いの周遊サイクリングと銘打って、堂々ホームページに乗っているとは如何に。
これ、多くの地方都市が抱える問題じゃないでしょうか。折角の自転車が活かされない、観光客が、いやそれ以前に地元民が利用しづらい交通の動線って…。コンテンツはちゃんとあるのになぁとしみじみ思ったわけです。
読者の中に土木・道路・役所関係者の方がいらしたら「何も知らんくせに!」と怒られそうです。
しかし、折角きていただいた方達に、自転車に乗って楽しいと感じていただける町づくりやコンテンツを整備し、動線を考えていく事は大切でしょう。結局それは地元民の利便の良さにもつながっていく事ですし。
まとまらない文章となってしまいました。
お付き合いいただき、本当にありがとうございました。